７丁目ギター教室 尼崎校のあっしーです🎐

ブログの更新頻度はまちまちですが、いつもブログ読んで下さりありがとうございます!

最近は30度を超える日が多くなり、蒸し暑い日が続いておりますので水分を意識的に摂り、熱中症のないように十分お気をつけ下さい💦

梅雨の時期はギターにとっては大敵で、ケースにギターを入れっぱなしにしておくと湿気が溜まって保管状況がよくないので、出しておくか乾燥剤を入れておくか、楽器にも気を配らないといけない時期でもあります。。

楽器についてお悩み事などあれば何でもご相談くださいませ♪

さておき...本題に入りますが、今回の記事はエレキギターにつなぐ「アンプのセッティング方法」についてお伝えできればと思います。

私の経験に基づいた話にもなりますので正解・不正解はあると思いますが参考になれば幸いです。

ギター本体からアンプ側にある「input」にシールドを挿してボリュームを上げれば音が鳴りますが、

カッコいい音をつくるために少し踏み込んでご紹介したいと思います。

エレキギター特有のギュイ～ンとしたサウンドは「歪（ひずみ）」を加える、つまりGAIN（ゲイン）を加えることでよりカッコよくなります。

とその前に、、EQ（イコライザー）のセッティングを先に説明したいと思います。

アンプ本来の性能を出すために基本的につまみは12時の方向で差し支えないのですが、出力の大きいアンプの場合、耳障りになることが多い為、全体的に絞り目で、

MIDDLE(ミドル：中音域)

↓

TREBLE(トレブル：高音域)

↓

BASS(ベース：低音域）

の順番でつまみを設定します。

※EQはジャンルによって様々で、私が好きな50年代60年代のロカビリーのジャンルでは、BASSは上げ目でTREBLEは絞り目にすることもあります。

MIDDLEは実はバンド全体のアンサンブルの中では特に重要です。

例えばベース、ドラム、ギターと複数人で演奏する場合、それぞれの楽器の音がぶつかり合って

結果、ギターの音が聴こえなくなり埋もれてしまいがちなので

埋もれないようにMIDDLE(ミドル：中音域)を上げ目に設定することが多いです。

続いて、お話の途中だった歪を生み出すGAIN（ゲイン）のお話。

GAINの設定が生まれた理由を知ると設定が理解しやすいのですが、、

自然に歪（ひずみ）を生み出すためには、爆音になるぐらいVOLUMEを上げて、

アンプのスピーカーが出力に耐えられなくなったときに、かっこいい歪（ひずみ）サウンドが発生します。

（ラジカセや無線のトランシーバーをイメージすると少し分かりやすいです。）

ただし、爆音にしないと生み出せないので、電子回路の抵抗を上手く利用して、小さい音でも人工的に簡単に歪（ひずみ）を生み出せるようにGAINのつまみが生まれました。

この事実を知っておくと、基本的にはVOLUMEで調整することを前提とし、味付けとしてGAINをいじるのが本来の設定方法だと考えます。(順番が重要です。）

以下設定方法です。（参考まで）

GAINが0だと設定しにくいため、さりげなく目盛り1程度に設定します。

続いて...

VOLUMEを上げていきます。

家であれば近所迷惑にならない程度に。

スタジオなど複数人でのバンドの中であれば、出力の大きいドラムの音量に合わせてバランスをみながら上げていきます。

続いて...

カッコいい歪（ひずみ）のサウンド・音質が欲しいのでGAINのつまみを上げます。

そうすると必然的にVOLUMEが上がるので...

適度にVOLUMEを下げます。

これで概ねアンプの設定は完了。

この時に大事なのはギター側のつまみは全開にしておくこと

また、GAINを上げすぎると、アンサンブルの中で埋もれがちになるので上げすぎず適度な設定が大事です。

尼崎本校では実際にアンプを備えているので、アンプに使い方やエフェクターの使い方も色々と試すことが可能です♪

上記設定方法は参考まで。